文責・うにのだんす
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8/28/2004
目の前が川
宿泊したのは滑川温泉という、奥羽本線峠駅から車で15分ほどのところです。 一軒のみの温泉宿でして、路線バスなどはなく、旅館の人が駅まで送迎してくれるのです。 着いたら着いたで、AirH”はおろか携帯電話も圏外という場所。 近くに滑川大滝があり、このあたりまでくると(山の上のせいか)携帯のアンテナが一本だけ立ちました。 送迎に来てくれた宿の人とおしゃべりした時に、 「川の音は気になりますか?」 と、問われました。 着いてみて納得。 部屋からは小川のせせらぎ、というよりは、豪快な川の流れる音が。 しかし自然の音です。 かえってそれも情緒だなー、とわりと簡単に慣れてしまいまいした。 露天風呂も川の目の前です。 自分のオリジナル設定で恐縮なんですが、暴走劇場で若とミズキが遭遇したのってこんなイメージだなあ、などと思い返してみたり。 前に伊豆の温泉につかった時も、切り傷の治りが早まったような気がしておりましたが、今回の温泉ではアトピーでかきむしったあとが少し良くなったような気がします。 帰りは福島経由で新潟まで。 途中会津若松で下車し、鶴ヶ城へ行ってきました。 元々は石垣のみの城址だったのを、昭和40年代に天守閣を作り直したのを、最近さらにリニューアルしたのだそうです。 タクシーの運転手さんの話ですと、鶴ヶ城は元々個人の持ち物だったんだそうです。 元会津藩士で、当時仙台で郵便局長までつとめた方だそうで、国のあつかいになるとどうなるかわからなかった為、(新政府と対立していたわけですし)個人の資産とし、のち会津若松市に寄付したんだそうです。 お話だけなんで、ちゃんとウラとってないんですけど、すごい話ですなー。 と、感動してしまいました。 やるなあ、会津藩士。
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